伊那市の整体院、健康調整院 日和の池田です。
みなさん、甘いものは好きですか?
最近はコンビニスイーツなども美味しいものが多く、どこでも手軽に食べられますよね。
その反面、日本人の肥満率は年々増加傾向にあると言われています。
そして、糖尿病の方の割合も増加傾向にあり、約6人に1人が糖尿病もしくは糖尿病予備軍とされています。
肥満や糖尿病は血糖値と関係しており、慢性的な不調や痛み、見た目などにも深く関係しています。
そこで今回は、よく耳にするけど意外と知らない血糖値について話していきます。
1回で話しきれないので、ここから何回かに分けていきます。
⚫︎血糖値って何?乱れるとどうなるの?
患者様と話をしていると、「血糖値=糖尿病」のイメージが強く、それ以外はどういう影響があるのかわからない。という方が多くいます。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)濃度を指します。
このブドウ糖は車でいうガソリンのようなもので、食事から炭水化物(糖質)を摂り、それをブドウ糖に変えて、体や脳を動かすエネルギーとして使っています。
血糖値は、体がどれだけエネルギーを使える準備ができているかを知るための数値となります。
・血糖値が安定→身体は正常に機能・血流もスムーズ
・血糖値が乱れる→血管や神経に負担がかかり、疲労感や体の不調に繋がることもある
⚫︎血糖値が乱れると体型も崩れる
食事でお米や麺類、パンなどの炭水化物を食べると、ブドウ糖に分解・吸収を経て、肝臓に運ばれた後、血流に乗り全身に運ばれ、血糖値が上昇します。
血糖値が上がると、血糖値を下げる唯一のホルモンである「インスリン」が膵臓から分泌されます。
インスリンには主に次のような働きがあります。
①ブドウ糖を筋肉や脳などの細胞に運び、エネルギーとして使わせる。
②すぐに使いきれなかったブドウ糖を後で必要になった時に使えるように、肝臓や筋肉のタンクにグリコーゲンとして貯蔵しておく。
③グリコーゲンを貯蔵するタンクがいっぱいになってしまい、持って行くところがなくなったブドウ糖は脂肪細胞に取り込み、中性脂肪として蓄える。これが体脂肪となる。
つまり、インスリンは血糖値を下げる以外に余ったブドウ糖を脂肪として蓄える働きがあるので、血糖値をコントロールすることは見た目にも影響があります。
⚫︎伊那市で痛みの根本改善を目指すなら
今回は聞いたことあるけど意外と知らない血糖値について話してきました。
血糖値が体に与える影響はまだまだたくさんあります。
ぜひ、次回のブログも楽しみにしていてください。
当院では、筋肉や関節、神経、血管などへのアプローチだけではなく、根本的な原因で私たちの体の土台である「食事」改善にも取り組んでいます。
整体や病院に通っているけれど、なかなか改善しない。
ダイエットに何度も失敗している。
そんな方は、ぜひ一度ご連絡ください。