伊那市・上伊那地域で肩の痛みに悩んでいる方の中には、
・腕が上がらない
・夜寝ている時に肩が痛む
・下着をつける動作がつらい
といった症状でお困りの方も多いのではないでしょうか?
このような不調は、一般的には【四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)】でよくみられる症状となります。
そして、四十肩・五十肩と診断されると、「肩周辺の問題なんだ」と考える方もいると思います。
実は近年の研究では、血糖値の状態が四十肩・五十肩を発症・悪化させるリスクが高いことが報告されています。
血糖値の問題が四十肩・五十肩のリスクを高める
複数の研究では、糖尿病の方は四十肩・五十肩を発症・悪化するリスクが約2〜5倍高いと報告されています。
一般的には四十肩・五十肩は、人口の約2〜5%程度の方が発症すると言われていますが、糖尿病の方では10〜30%程度まで増えるデータもあります。
つまり、血糖値の状態は肩のトラブルとも関係している可能性があるのです。
実際に当院に来院されている患者様の中でも、痛みが強い方や症状が長引いてしまっている方、極端な可動制限が出ている方は、日常的に血糖値を上げやすい生活習慣をされている方が多い傾向があります。
そして、血糖値に配慮した食事や生活習慣を意識していただいた方の中には、痛みの軽減や可動域の改善が比較的早くみられるケースも多くありました。
もちろん全ての方に当てはまるわけではありませんが、肩の症状を考える上で血糖値や生活習慣は無視できない要素の一つだと考えています。
なぜ血糖値と肩のトラブルが結びつくのか
現在の医学でも四十肩・五十肩の原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
①体内で起こる「糖化」
血糖値が高い状態が続くと、体内では糖とタンパク質が結びつく「糖化」という現象が起こります。
私たちの体の関節や腱、靭帯などは、コラーゲンというタンパク質を多く含んでいます。
コラーゲンは糖化の影響を受けやすいとされており、体内で糖化が進むと組織が硬くなり、柔軟性や弾力性が低下する可能性があります。
その結果、肩関節の動きが悪くなり、可動域が狭くなる要因の一つになると考えられています。
さらに糖化が進むと、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質が体内で増え、炎症が起こりやすい状態になります。
このような状態が続くことで、寝ている時や寝返りを打った時の夜間痛や、動かした時の強い痛みにつながる可能性があります。
②血流悪化と修復力の低下
血糖値の乱れは自律神経にも影響を与える可能性があり、自律神経のバランスが乱れることで血流が悪くなることがあります。
血液は、酸素・栄養・組織の修復に必要な物質などを全身に運ぶ役割を持っています。
そのため血流が低下すると、傷ついた組織に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、組織の修復が遅れる可能性があります。
その結果、炎症が長引いたり、症状が改善しにくくなる要因の一つになると考えられています。
四十肩・五十肩は肩だけの問題ではない
さて、ここまで見ていただいた方なら、四十肩・五十肩が「肩周囲の問題」だけじゃないことはご理解いただけていると思います。
もちろん肩周囲の筋肉や関節自体の状態も大きく関係しますが、そこだけを調整しても改善に時間がかかったり、場合によっては重症化してしまうこともあります。
四十肩・五十肩の改善には、筋肉や関節の調整はもちろん、生活習慣の改善や全身のバランスなども見直し・修正をしていただくことで、早期改善や重症化を防ぐことができると考えています。
伊那市・上伊那で四十肩・五十肩にお悩みなら
四十肩・五十肩を放置してしまうと、日常生活にも支障が出てしまうほど重症化してしまったり、極端な可動域の制限が残ることもあります。
伊那市の整体院「健康調整院 日和」では、筋肉や関節をはじめ、全身の調整、生活習慣の改善も患者様のお身体の状態や生活リズムに合わせご提案しています。
「腕が上がらない」「夜の痛みがつらい」など、四十肩・五十肩でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。