皆さんは肩こりや腰痛など、慢性的に続く不調の原因について考えたことはありますか?
結論からお伝えすると、私は「自律神経の乱れが、慢性痛の根本原因の一つになっている」と考えています。
病院で検査をしても「異常なし」や「年齢のせい」と言われた経験があると思います。
実は、そうした「原因不明」とされる不調こそが、自律神経の乱れによって引き起こされている可能性があります。
自律神経という言葉は聞いたことがあると思いますし、健康に関係しているというのも何となく知っていると思います。
ただ、具体的にどんな役割をしているかまで理解している方は、意外と少ないのではないでしょうか。
なぜ、自律神経の乱れが慢性痛の原因となるのか。
まずは、自律神経の役割からお話しします。
⚫︎自律神経の役割
私たちの体には、自分の意志とは関係なく、無意識のうちに体を調整してくれている神経があります。
それが自律神経です。
自律神経は、心臓の動き・呼吸・体温調節・血圧・消化・血液などの体液の循環・ホルモンバランスの調整といった、生命を維持するために欠かせない働きを担っています。
さらに、気温やストレスなどの外部環境の変化に対しても、体が適応できるよう24時間365日、休むことなく自動で調整をしてくれています。
自律神経には、大きく分けて2つの働きがあります。
・交感神経(アクセル):活動・緊張している時など、体を活動モードにする。
・副交感神経(ブレーキ):睡眠時やリラックスしているときに働き、体を休ませ回復させる
この2つが状況に応じてうまく切り替わることで、私たちは健康な状態を保つことができます。
⚫︎自律神経を乱しやすい現代の生活
自律神経は、私たちが健康に生きていく上でとても重要な要素の一つです。
しかし現代では、仕事・スマホ・人間関係・不規則な生活・睡眠不足などの影響により、交感神経ばかりが過剰に働いてしまう方が多くなっています。
その中でも特に多くの方に当てはまり、自律神経を乱しやすい要因が「食生活の乱れ」です。
食事に気を使っていて、摂取カロリーは足りていても体に必要な栄養素が不足しているケースは少なくありません。
つまり、ある栄養素は過剰に摂取している一方で、別の栄養素が不足している「栄養バランスの偏り」が起きている状態です。
特に過剰になりやすいものは、
・お菓子などの糖質類
・パンや麺類などの小麦製品
一方で、不足しやすい栄養素は
・タンパク質
・ビタミン・ミネラル
・食物繊維
こうした栄養の偏りが長期間続くと、自律神経や免疫機能などのバランスが崩れ、慢性痛や不眠・慢性疲労などの「原因がハッキリしない不調」として現れてきます。
⚫︎伊那市で痛みの根本改善を目指すなら
今回は慢性痛の本当の原因の一つである「自律神経の乱れ」についてお話ししました。
筋肉や関節・姿勢だけを整えても、その背景にある根本的な原因が改善されていなければ、不調を繰り返してしまう可能性が高くなります。
当院では、筋肉・関節・神経・血管へのアプローチに加え、体の土台となる「食事」や生活習慣の見直しにも力を入れています。
・整体や病院に通っているが、なかなか改善しない
・ダイエットに何度も失敗している
・慢性的な不調を根本から見直したい
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。