今回は、前回に引き続き自律神経について話していきます。
前回のブログでは、現代の生活が自律神経を乱しやすい環境であったり、自律神経がどのような役割を担っているのかについて解説しました。
まだ読んでいない方は、先にご覧いただくと理解が深まりますので、下のリンクからぜひお読みください。
⚫︎血流不全と慢性炎症
自律神経が乱れることで、さまざまな不調が体に現れますが、一番の弊害は「血流の悪化」です。
血液は酸素や栄養を全身に運び、老廃物(疲労物質)を回収・除去する役割を担っています。
そのため血流が悪くなると酸素や栄養が不足し、老廃物も溜まりやすくなり、痛みが慢性化しやすくなります。
痛みが慢性化しやすくなる理由は、大きく分けて2つあります。
①「酸素不足」
・血流が悪くなると、筋肉や神経などの組織に酸素や栄養が届きにくくなる
・酸素不足により筋肉が硬くなり、神経を圧迫、痛みが発生
・酸素不足の状態が続くと、発痛物質である「ブラジキニン」が増え、より痛みを感じやすくなる
▶︎血流不全→酸素が不足→痛み物質(ブラジキニン)の増加→痛みの悪化
という流れになります。
②「老廃物の影響」
・血流が悪くなると、乳酸などの老廃物(疲労物質)が排出されにくくなり、神経を刺激
・炎症を引き起こす物質(サイトカイン)が増え、慢性的な炎症が続く
・神経が過敏になり、少しの刺激でも痛みを感じやすくなる
・脳が「痛みを記憶」し、痛みが続いてしまう
▶︎血流不全→老廃物の蓄積→慢性炎症→痛みの慢性化
という流れになります。
⚫︎伊那市で痛みの根本改善を目指すなら
いくら筋肉や関節をほぐして一時的に血流が改善しても、自律神経が乱れていると、再び血流は悪くなります。
それを繰り返していくうちに今感じている痛みが悪化したり、さまざまな不調や病気につながるリスクが高くなる可能性があります。
自律神経の乱れを改善することが、慢性痛を根本から見直すための重要なポイントになります。
伊那市・上伊那で慢性的な肩こりや腰痛、原因がわからない不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。