その不調、本当に”肩だけ”の問題ですか?
・マッサージをしてもすぐ戻る
・ストレッチをしても変わらない
・検査をしても原因がわからない
こうした悩みを、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
肩こりをはじめ、腰痛や膝の痛みなど、慢性的な不調で悩んでいる方の多くは、筋肉や関節などの「表面だけのケア」に留まっています。
しかし実際には、筋肉や関節だけでなく、「内臓と神経のつながり」が影響している可能性があります。
体は「2つの神経」でコントロールされている
体の神経は大きく分けて2つあります。
①体性神経(たいせいしんけい)
自分の意思でコントロールできる神経で、
・筋肉を動かす運動神経
・「熱い」「冷たい」「痛い」などを感じる感覚神経
で構成されています。
②自律神経(内臓神経)
もう1つが自律神経です。
こちらは無意識で働く神経で、
・心拍
・呼吸
・消化・吸収
・血流
・体温調節
など、私たちが生きていく上で必要な事を24時間コントロールしてくれています。
つまり、
体性神経は「動きや痛みなどの感覚」
自律神経は「内臓や体の調節」
を担当している神経です。
この2つの神経がお互いに影響し合い、内臓の状態は体の不調に、体の状態は内臓の不調にそれぞれ深く関係しています。
なぜ内臓が肩こりに関係するのか?
体の中では、筋肉や皮膚からの情報や内臓からの情報は、「脊髄」を通り、「脳」に集まります。
つまり、体のあらゆる情報は、同じ場所を通り、同じ場所に集まります。
例えば、
・食べ過ぎで胃が疲れている
・お酒を飲みすぎて、内臓に負担がかかってる
この信号は、内臓から脊髄を通り、脳へと届きます。
「内臓からのSOSサイン」と「肩や背中などの筋肉からのSOSサイン」が、脳へ向かう途中で同じ神経回路をシェアしてしまうため、「内臓の不調」が肩こりや腰痛として痛みや不調として体表に現れることがあります。
この現象を
「内臓体性反射」
といいます。
一時的な暴飲暴食などでは、慢性的な不調には繋がらないかもしれませんが、
・偏った食事が続いている
・甘いものやお酒を頻繁に摂取している
・日々、ストレスを感じている
・寝不足が続いている
など、日常的に内臓に負担がかかっていると、何をしても取れない肩こりや腰痛などの慢性的な不調に繋がることがあります。
そして、この関係は一方通行ではありません。
筋肉の影響が内臓や自律神経にも影響してきます。
食べ過ぎたり、飲み過ぎた時に背中をさすってもらうと楽になった経験はないでしょうか?
あれは、筋肉からの刺激が同じ神経回路を通じて内臓にも影響しているのが理由の1つになります。
だから「揉んでも戻る」が起きる
例えば、肩こりや腰痛など、何年も続く慢性的な不調に悩んでいる方がマッサージなどを受けると一時的に楽に感じます。
しかし、内臓の負担や自律神経の乱れが残っているとまた同じように筋肉が緊張してしまい、同じ症状に悩まされる。
といった”繰り返し”になります。
慢性的な不調を放置すると、身体の使い方の偏りや活動量の低下につながり、別の部位にも負担がかかる可能性があります。
また、原因によっては重大な病気が隠れている場合もあるため、長期間続く不調は早めに専門家へ相談することが大切です。
伊那市・上伊那で肩こりにお悩みなら
今回お話した内容は、肩こりの原因の1つでしかありません。
しかし、近年では、神経学や疼痛研究の分野において、内臓の状態や自律神経の働きが肩こりや腰痛などの慢性痛に関係する可能性が報告されています。
伊那市の整体院「健康調整院 日和」では、筋肉や関節などの調整はもちろん、根本的な原因である生活習慣の改善も患者様のお身体の状態や生活リズムに合わせご提案しています。
「一時的にしか楽にならない」「原因がわからない」など、慢性的に続く肩こりや四十肩・五十肩、首の痛み、頭痛などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。